責任者が経営に参加する会社へ

第1段階 会社の現状を知る

営業出身の現社長が社長に就任後、コロナ禍の影響もあり収益力が低下し、会社の方向性や収益改善の道筋が見えない状況が続いていました。

そのような中、顧問先企業からの紹介を受け、ご相談をいただきました。

まず、社長と5カ年の経営計画を作成し、会社が目指す方向や課題を整理しました。経営計画は全社員と共有し、金融機関へも社長自身の言葉で説明していただきました。また、全社員との個別面談や営業活動の見える化を通じて、営業活動や組織運営における課題を整理しました。

第2段階 責任者が経営に参加する会社(現在)

営業担当者が営業活動に専念できる体制づくりや部門別PDCA、工場採算の見える化などを進めました。

支援開始から3年半で、売上高は支援直前期と比べて約4割増加しました。また、支援開始後の決算から黒字を継続し、決算賞与の支給も実現。社員の賃上げは毎期継続しています。

現在は、社長が示した経営方針や目標をもとに、各責任者が部門ごとのアクションプランを作成し、社長との対話を重ねながら、一つひとつの行動を具体化しています。私はその議論の場に加わり、責任者が自部門だけでなく、会社全体やお客様の視点から考えられるよう、必要に応じて助言を行っています。

あわせて、業績評価制度・等級制度・賃金制度の整備も進めながら、責任者や社員が主体的に考え、改善や挑戦を続けられる組織づくりに取り組んでいます。

第3段階へ向けた取り組み

現在は、新規顧客の開拓を進める中で得られた顧客情報や成功事例を営業部全体で共有し、新たな提案につなげる仕組みづくりにも取り組み始めています。

会社は、責任者が経営に参加する段階から、お客様への提供価値をさらに高め、新たな価値を生み出す次の成長段階へ進み始めています。

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